• NEWS&COLUMN

トレーニング前後のカラダのケア ―ストレッチ編―

  • 高田馬場

  • 所沢

  • 東久留米

  • 鷺ノ宮

  • ジュニア

column

ジムではトレーニングに意識がいきがちで、ないがしろにされてしまうことがあるのがストレッチです。トレーニング前後のストレッチの重要性や実施する時のポイントをチェックしていきましょう。                                                                                             

目次

ストレッチのメカニズム

筋肉には、急に伸ばされると反射的に筋を収縮させる性質があります。
この性質は「伸張反射」といい、外力による姿勢の乱れを素早く修正するのに役立つちます。

逆にゆっくりとした伸張には伸張反射は反応せず、伸びている腱についている筋肉を緩めるような指令が脊髄から発せられます。                                                                         そのため、柔軟性を高めるストレッチを行う際はゆっくりと時間かけて行うことが重要です。

ストレッチの目的と効果は?

ストレッチの目的

  • 筋肉ならびに結合組織(腱・靭帯)の柔軟性の改善

  • 筋肉の緊張の緩和

  • 血流の改善

  • 神経機能の向上

  • ROM(関節可動域)の獲得

ストレッチの効果

  • 運動時パフォーマンスの向上

  • ケガの予防

  • リカバリー効果

ストレッチを実施するときのポイント

POINT1 無理なく伸ばす

無理に筋肉をのばそうとすると筋肉や腱を痛める恐れがあります。

POINT2 温まった状態で行う

筋肉は温度によって柔軟性が異なります。筋肉が適度に温まった状態でストレッチを行うことが好ましいです。運動後や入浴後のストレッチを日常的に行うとよいともいわれています。

POINT3 呼吸を意識し、リラックスして行う

精神的な緊張は筋肉も緊張させ、さらに呼吸を止めると筋肉が緊張してしまいます。
ストレッチを行うときは,普段より大きく呼吸をすることを意識して行いましょう。

POINT4 怪我をしたときは行わない

捻挫をしたとき、骨折したときは損傷した筋や神経等の組織の炎症を広げる可能性が高いため、当該部位のストレッチは避けるようにしましょう。

まとめ

身体のコンディショニングを整えることは、トレーニングの効果を高めたりするだけではなく、普段の生活を豊かにするためにも必要不可欠です。
トレーニング前後にストレッチを忘れずに行うことで、疲労の回復を早めることもできます。