こんにちは。
今井です。
本日の記事は『弱点は克服するな!』です。
人は誰しもがテニスに関してストロングポイントとウィークポイントがあります。
ストロークは得意だけどボレーは苦手、な具合です。
得意というのは言い方を変えると『好き』。
苦手なものは『嫌い』となります。
ストロークは好きだからたくさん練習するので自然と得意となり、
ボレーは嫌いなので練習しないのでいつまでたっても苦手なままです。
多くのプレーヤーは好きなものをより極めようとせず、弱点をいかに克服して
いくかに焦点を当てます。
例えばストロークでご紹介します。
フォアが得意でバックは苦手。バックに来た球は全部回りこんでフォアでガンガン
打っていたプレーヤーがバックを強化しバックもガンガン打てるようになった。
一見良さそうに見えますが、私が試合で当たったらフォアだけで勝負しかけてくる
選手の方が嫌です。
まんべんなく全ての技術を底上げして小さくまとまったプレーヤーよりも、
『これで勝負する』という武器が一つある選手の方が断然魅力的です。
私は数学の確率の授業が何よりも好きで、化学の化学式の授業が何よりも嫌いでした。
確率の問題は時間を忘れ、解けるまで無我夢中で解いたのを覚えていますが、化学式の
授業ではクラスで化学が一番できる生徒が『化学式は美しい』と言っていたのを白い目で
見ていたのを覚えています。
『好き』を超えるモチベーションはないので、フォアが好きならフォアを極めればいいのです。
ただ・・・もちろん全てのショットを打てた方がいいので、そこは折り合いをつけながら
取り入れてください。
嫌いなショット練習に多くの時間を費やすよりも好きな練習に時間を割いた方が効果も大きく
建設的なのです。
次回のトピックは今晩散歩しながら考えます。
本日はこのへんで。