こんにちは。

今井です。

いつも啓発系記事をご覧いただきありがとうございます。

先日お客様から『記事:テニスをトップスピードで上達するには?

についてもう少し詳しく書いてくれ、というご要望をいただいたので

別の角度から書いていこうと思います。

今回は私の体験談をご紹介します。

それでは早速行ってみましょう!

私がテニスを始めたのは中2の秋です。決して早くからラケットを

振り始めたわけではなくコーチ陣の中では比較的遅い方かもしれません。

それから2年後の高校1年生の夏にU16山口県大会(シングルス)

で優勝しました。山口県のレベルが圧倒的に東京都や埼玉県より低い

ことは秘密です。

練習内容は普段みなさんがやっているものと全く変わりません。

私がとにかく意識したのは『修正』です。

成長が早い人は例外なく修正能力が高いです。

コーチとラリーをします。

私がネットにかけます。

コーチから『なんで今ネットにかけたか説明しなさい』と怒号が飛びます。

私がアウトします。

『なんでアウトしたか説明しなさい』とまた怒号が飛びます。

ミスする度に説明をしました。

『テイクバックが遅かったです』『打点が後ろでした』『ボールを見てません』等

1時間ラリーだと30分は説明していたかもしれません。

この苦痛の状態が4か月続きました。ただそのおかげで自身で修正する

クセがつきました。

コーチ曰く、ミスした原因を毎回考えて自分で修正する

ことがとても大切だと教えてくれました。

球数打てば上手くなる、長年やれば上達するのは思い違いだ

とも教えてくれました。

例えばサーブ、というのは対戦相手関係なくアナタが打てる唯一の攻撃的な

ショットです。

5年も10年もテニスやっているのに未だにたくさんダブルフォルトする、

狙った箇所に全く打てないのはアナタ自身が何も考えず打っているからです。

ミスには必ず原因があります。そこを自問自答し、自身で修正をするのです。

『今日は調子が悪い』などと、甘えた発言はしないことです。

修正能力が高い人は同じミスを何度もしません。同じミスをしないので、

どんどん次のステージに上がって行きます。


また、成長が早い人には次のような特徴があります。

質問が細かく、明確

ボレーが入りません、何が悪いですか?

スマッシュが上手くいきません、どうすればいいですか?

みたいな曖昧な質問はしません。

ハーフボレーが浮いてしまうのを抑えたいんですが、重心をもっと落とすべきですか?

スマッシュを打つ時に打点が定まらないのですが、もう少し足を動かした方がいいですか?

のような具体的なご質問です。普段からよく考えられている証拠です。


テニスは数あるスポーツの中で最も頭を使うスポーツの一つと言われて

います。

アナタが考えながら球を打ってるかどうか、修正しながら打ってるかどうか、

見ればすぐに分かるのです。


本日はこのへんで失礼します。